2011年1月16日日曜日

とらふぐの肝

フグ毒 (テトロドトキシン)は青酸カリの500倍の毒性を持つ事から調理には専門知識と技術をもった資格が必要です。
素人が簡単に調理したりすると命に関わるからです。残念な事に毎年数人のフグ毒による死亡のニュースが耳に入ります。

元々、天然のフグは毒をもっていませんが成長するにしたがって体内に自然毒を蓄積しています。
人口のエサを食べる養殖とらふぐは天然のとらふぐに比べて毒がないとも言われておりますが一部、北陸の伝統調理品を除き肝臓や卵巣などは危険部位として厳重に管理し、廃棄する事になっております。


とらふぐ卵巣

 とらふぐ肝


ふぐの内臓など有毒部は鍵のかかる鉄製の容器に入れ、産業廃棄物として処理します。

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