2010年12月7日火曜日

フグの加工作業中

冬本番。フグの美味しい季節になりました。フグの加工作業工程を一部紹介します。注文に合わせて水槽より水揚げします。
身、アラ、皮など各部位ごとに切り分けていきます。

2010年12月6日月曜日

きれいに洗浄した後、身を三枚におろし、刺身用またはチリ鍋用と分けていきます。

2010年12月5日日曜日

きゃ~!ふぐが・・・届かない

兵庫のお客様よりなにやら不穏なメールが(@_@;)

「 きゃ~!ふぐが・・・届かない
  なんかヤマトさんの車両故障?みたいで明日朝になるそうです!
  
  あぁ~よかったです!こういうこともあるのですね~
  心配が心配を引き寄せてしまいました!
  引き寄せの法則を勉強している私は実践してしまいました
  
  ヤマトさんは明日の午前中には必着を約束してくれました」

初めて当店をご利用いただいたお客様で、前日の夕方にお届け。翌日、お昼にお仲間で集まってフグを楽しもうと計画されておられました。

長らく担当しておりますが車両故障?による遅配は長年の中でも初めてのケースです。
ただ、予定の明日、お昼までには何とか届きそうとの事で一安心ですが・・・。
お客様には「直接、営業所まで取りに行かれることも想定しておかれた方がよろしいかも・・」
などと杞憂にも余計な心配を生じさせる一言添えてご返信してしまいました。m(__)m


遅配のケースとしては殆どが積雪や極端な交通渋滞による輸送交通網の影響で発生します。
忘れられないのは数年前、何十年ぶりかの積雪で年末からお正月の数日間にわたって1、2日の遅配が発生した時の事です。

クリスマスを前後して「雪の影響で遅配が発生」とのヤマト運輸からの連絡の一報をきっかけに殆ど地域で遅配が発生。めったに雪が積もらない天草でも積雪となったぐらいです。
日を重ねるごとに雪の量は減るどころか年末にかけてさらに多くなりいよいよの事態に。
さらに悪い事に年末で出荷量がピークの時と重なった事が事態をより深刻に致しました。

とらふぐ商品の性格上、殆どのお客様が日時指定にてご注文されます。
注文、出荷管理担当としての私の役割は調理から最短でお届けできるようにいつ出荷するかを現場に指示する事です。

保存が利く商品のように余裕を持って出荷するという訳にはいきません。特に生で食していただくふぐ刺しなどは鮮度が命です。少し遅れてしまうだけで美味しさが半減します。

しかし、この場合は賞味も重要ですが何よりもご指定の日時に間違いなくお届けしなければなりません。
各地の遅配情報に基づきてんやわんやの調整作業を繰り返し、出荷時期を調整。 
お客様には賞味のお詫びと日時指定を最優先でお届けする旨、お知らせしつつ何とかご理解をいただいて商品をお届けすることができました。

この、悪夢のような記憶が毎年この時期になると頭をよぎります。


「  今、無事届きました~
  
  ご心配おかけしました、とっても丁寧に梱包されてて嬉しいです
  お昼にいただきます
  
  ありがとうございました」

翌日、元気なメールで商品が届いたとのご報告をいただきました。
よかったぁ~


さらに翌日「ありがとう!」の件名メール


「  この度はおいしいふぐをありがとうございました!
  
  お蔭様で皆で楽しくおいしくありがたくいただくことができました。
  
  あのふぐさんに携わった全ての方々に感謝します。
  
  またよろしくお願いいたします。」

早速、御礼の返信メールをお出ししました。
こちらこそよろしくお願いしま~す。

今年の冬は雪は大丈夫だろうか^_^;
積雪のニュースを聞くたびに戦々恐々とするのは一種の職業病です。 ハイ